組み立てて、試して、また直せる。
村田 誠一のソフトウェアを作り始めたのは2019年の秋でした。当時、東京・渋谷の受託開発会社でプロジェクトマネージャーをしていた彼は、毎朝10種類以上のツールを開き直すことに疲れていました。スプレッドシート、チャット、タスク管理、承認フロー。どれも悪くないのに、ばらばらで、つながっていない。「全部を一枚の盤面に並べられたら」という、ごく単純な不満がスタート地点でした。
村田 誠一、東京・渋谷の受託開発会社でプロジェクトマネージャーとして7年間働いたのち、2019年に Core PanelVault を立ち上げた。前職では10名以上のエンジニアチームを束ねながら、毎朝10種類以上のツールを行き来する非効率さに悩み続けた。「ツールを使いこなすために時間を使うのは、本末転倒だ」という確信が、プロトタイプ開発の動機になった。休日は自宅の小さな工作スペースで木工をするのが習慣で、「ほぞ継ぎがぴったり合う瞬間の感覚が、ソフトウェアの設計にも通じる」と話す。